税務調査のアレコレ・・・

国税の調査、つまり、国税の税務調査は強制的に調査する『強制調査』と税務当局と納税者双方の合意のもと実施される『任意調査』の2つに大別されます。

[強制調査とは?]
強制調査とは、国税局査察部が強制的に証拠物件や書類を押収して実施する税務調査のこと。悪質な脱税が疑われる容疑者に対して裁判所が捜査令状を発行して実施される税務調査です。この税務調査は相当多額で悪質な脱税が疑われる場合に実施され、国税局査察部は通称「マルサ」と呼ばれています。

[任意調査とは?]
対して任意調査は、納税者の申告内容を確認するために実施される税務調査です。この税務調査はあらかじめ脱税または不正の事実を把握した上で実施される調査ではありません。一般的には事前に調査の予定日も連絡してきますし、通常の税務調査はほとんどがこの任意調査です。

どうしても税務調査というと、国税局査察部の「マルサ」のイメージが強いのか、身構えてしまう方も多いですね。しかし一般的に実施される税務調査はほとんどが任意調査なので安心してください。

国税局査察部の国税の調査を描いた伊丹十三監督の『マルサの女』は、今観ても面白い映画ですが、国税の調査について国民の目を向けたエポックメイキングな映画でした。しかし、あまりにヒットしたため、脱税の仕方(?)や国税の調査方法まで詳細に知れ渡ることになってしまったという側面もあるようです。国税局も全面的に協力したと思いますが、少しやぶ蛇だったかもしれませんね。あしからず。

Posted on 8月 11th, 2010 in 国税調査 |

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