個人投資家の申告漏れ急増!

YOMIURI ONLINEが5月10日に報じたところによると、「インターネットを使った株の売買や金融商品取引などで個人投資家が得た利益を巡り、名古屋国税局が昨年6月までの3年間で、延べ約8000人に対し、総額約450億円の所得の申告漏れを指摘していたことが分かった」とのこと。

ここ10年でインターネットは大きく進化し、オンラインで様々なことが可能となってきています。

こうした背景のもと、歩調を合わせるかのようにインターネットで取引出来る個人投資家向商品も多種多様となってきています。今では株式投資を行う際も、口座開設から決済まで全てネットで完了することが可能となっています。

さらにFX(外国為替証拠金取引)の普及が個人投資家の申告漏れにつながっているとの指摘もあります。FXの場合、市場取引の場合とそうでない場合で税制も違ってくる(確定申告が必要になる商品とそうでない商品がある)ため、一般投資家にわかりにくい状況になっているのです。

また、年末調整で税額を確定してきたサラリーマンの方が確定申告に慣れていないということも一つの要因でしょう。ここ数年は、e-TAX(電子申告)の推進によって確定申告がしやすい状況になりつつあるものの、依然として日中働くサラリーマンが時間を見つけて確定申告するのは面倒くさい環境にあります。

やはり、源泉徴収に慣れてしまっているサラリーマンへの確定申告の呼びかけは意識改革だけでは難しいでしょう。投資や副業で得た利益についても年末調整時に申告出来るシステム作り、電子申告をもっとわかりやすく敷居の低いものにしていくなどの環境作りが必要なのかもしれません。

Posted on 5月 25th, 2010 in 確定申告 |

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